こんにちは。ゆうママです。
発語の遅れに不安を感じていませんか?
発達がゆっくりなお子さんを持つ親御さんにとって、言葉の発達は大きな関心事。
今日は、わが子の発語を促すことに大いに役立ってくれた「ことばを育てるオノマトペカード」をご紹介します。
このカードがどのように息子の発語を促し、今では文字学習にまで役立っているか、実体験をお伝えします。

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「ママの口を見つめる日」がやってきた
私の長男はダウン症を持って生まれてきました。
発達はゆっくりですが、一つひとつの成長が宝物です。
1歳10ヶ月のある日、絵本を読む私の口元を息子が真剣に見つめ始めました。
「この子、言葉に興味を持ち始めたのかな?」そんな小さな希望が芽生えた瞬間。
ちょうどその頃、同じダウン症のお子さんを育てる先輩ママから教えてもらったのが「ことばを育てるオノマトペカード」。
このカードが、息子の言語発達の大きな助けとなったのでぜひ紹介させてください!
言語聴覚士が考案!ダウン症児の特性を理解したカード教材

「ことばを育てるオノマトペカード」は、長年子どもたちの言語・コミュニケーション発達支援に携わり、自身もダウン症のあるお子さんを育てる言語聴覚士の石上志保先生が考案したものです。
このカードの最大の特徴は、「オノマトペ」を活用している点。「すいすい」「くんくん」「とんとん」など、状態や動きを音で表現するオノマトペは、幼児が聞きやすく、真似しやすい言葉。
特に言葉の発達に時間がかかるダウン症のお子さんにとって、オノマトペは発語の入り口として最適なのです。
商品は「オノマトペカード・あいうえお編」と「オノマトペカード・ぱぴぷぺぽ編」があり、様々な音と言葉に触れることができます。
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息子の変化:口パクから発語へ
最初は、カードの絵を見せながらオノマトペを発音してみました。
息子が特に興味を示したカードを繰り返し見せると、まずは口をパクパク動かし始めました。
声にはなりませんが、真似しようとする意欲が見られたのです。
そこで工夫したのが、カードとジェスチャーの組み合わせ。
- 「とんとん」のカードを見せながら、ドアをノックするジェスチャー
- 「しー!」のカードを見せて、人差し指を口に当てる動作
- 「つんつん」のカードを見せて、優しく息子の体をつつく遊び
この「絵」「音」「ジェスチャー」の三位一体アプローチが効果的だったようで、息子は嬉しそうに私の真似をするようになり、次第に音を発するように。
ダウン症のあるお子さんは視覚的な情報処理が得意な傾向があるため、この方法が特に響いたのだと思います。
4歳の今:ひらがな学習の強い味方に
発語の促進に役立ったオノマトペカードですが、4歳になった今では別の使い方も。
カードの裏に書かれたひらがなを使って、文字の導入教材として活用しています。
息子はカードの絵と音の関連付けが既にできているため、その延長で文字にも自然と興味を持つようになりました。
「あ」で始まる言葉、「か」で始まる言葉といった遊びへと発展させられるのも、このカードの大きな魅力。
ダウン症のお子さんの言葉の発達を促す3つのポイント
視覚と聴覚の連動:
ダウン症のお子さんは視覚情報の処理が得意な傾向があります。このカードは絵と音を結びつけるため、理解しやすく記憶に残りやすい特徴があります。
繰り返しの大切さ:同じカードを何度も使うことで、パターン認識が強化。
息子はお気に入りのカードを何度も見たがりましたが、これが言葉の定着に繋がりました。
遊びながら学ぶ環境:カルタ遊びのように楽しみながら学べるため、飽きずに長く続けられます。
強制ではなく、楽しみながら自然と言葉を吸収できる環境が大切。
おすすめの使い方:療育の現場からのヒント
言語聴覚士の友人からは、次のような活用法も教えてもらいました:
購入を検討されている方へ
「ことばを育てるオノマトペカード」は、ダウン症のお子さんだけでなく、言葉の発達がゆっくりなお子さん全般、また定型発達のお子さんにも楽しく使える教材。
特に以下のような方におすすめします:
- ダウン症や発達障害などで言葉の発達に不安がある
- 言語療育の家庭での継続教材を探している
- 楽しみながら言葉の発達をサポートしたい
- ひらがな学習の導入方法に悩んでいる
カード管理の工夫とオススメの絵本版
我が家でこのカードを使用した際、子どもが目を離したすきに部屋中にカードをばらまいてしまうことが。片付けが大変だったため、次のような工夫をしました:
- お気に入りのカードだけを手の届くところに置く
- 普段は手の届かない場所に保管し、一緒に遊べる時だけ出す
- ケースに入れたまま1枚ずつ見せる方法を取り入れる
カードの管理が面倒だなと感じている親御さんには、絵本バージョンの「ことばを育てるえほん あいうえオノマトペ」もあります。
カードと同じ内容を一冊の絵本で楽しめるので、散らかる心配なく使えて便利ですよ。特に外出先や寝る前の読み聞かせにもピッタリです。
最後に
我が家の息子のように、このカードが言葉の扉を開く鍵になるかもしれません。
値段以上の価値がある、長く使える教材だと私は実感しています。
言葉の発達はマラソン。
焦らず、楽しみながら、一緒に成長を喜ぶ姿勢が何より大切。
この記事が、同じ悩みを持つ親御さんの小さなヒントになれば幸いです。
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※この記事は実際の使用体験に基づいています。お子さんの特性や発達段階によって効果には個人差がありますので、参考程度にお読みください。療育や言語発達に関する専門的なアドバイスは、言語聴覚士など専門家に相談することをおすすめします。