こんにちは。ゆうママです。
今回はダウン症を持つ息子の進学についてのお話。
ダウン症を持って生まれた息子の進学について、我が家はずっと悩んできました。 でも、年長になった今、「地域の小学校・通常級」への入学を決意しました。
今でこそこうして一歩を踏み出していますが、生まれたばかりのころは「支援学校一択」だと思っていたんです。 無理して地域の小学校へ入れる親御さんの気持ちが、当時は正直理解できませんでした。
それが時の流れとともに、「地域の小学校へ通わせたい」と気持ちが変化していき、年中さんの頃から動き始めることになりました。
「支援学校一択」だった生まれたばかりの頃
息子が障がいを持って生まれてきたと知った時、こう思っていました。
「この子は地域の子ども達とは離れて、同じように障がいのある人たちの中で生きていくんだな」
悲観していたわけではありません。「そうやって手厚くサポートしてもらえる場所があるなら安心だな」と思っていたんです。
当時の私の頭の中は、こんな感じでした。
- 地域の小学校
- いじめられるかもしれない
- 勉強についていけなくて大変そう
- サポートがなくて、親子で苦しい思いをするかも…(デメリットだらけ)
- 支援学校
- いじめの心配がほとんどない
- 本人のペースに合わせて教えてくれる
- プロの先生方が手厚くサポートしてくれる(メリットだらけ!)
だから、進学先は支援学校一択だと思い込んでいたんです。
心が動き出した、幼稚園での出会い
変化が訪れたのは、息子が3歳になる頃。大学病院の先生からこんなアドバイスをいただきました。
「健常のお子さんや、ゆうまくんより出来ることが多い子たちの中に混ざった方が、周りが力を引き上げてくれますよ」
その言葉に背中を押され、恐る恐る幼稚園に入園させることに。
「ついにこの日が来たか…きっと嫌な思いをするんだろうな。何か言われても仕方ない、受け入れよう」 そんな風に腹をくくりつつも、心配でたまらない毎日でした。
でも、私の心配はあっけなく吹き飛びます。
息子にはすぐにお友達ができ、年上の子たちもすごく可愛がってくれました。
食事中に気に入らないことがあると皿やスプーンを投げたり、座り込んでみんなの輪に入らなかったり……息子の困った行動はしょっちゅう。 それでも周りのみんなは、
「そうゆーところあるよね〜」
「あ、またやってるわー(笑)」
と、全く気にせず息子の「個性」としてすんなり受け入れてくれたんです。
「園の中に特性のある子は数人いるけど、子ども達は誰も気にしてないよ。子ども達の間に『障がい』なんて1つも無いんだから」
児発(児童発達支援)の先生がそう仰っていて、すごく納得。
「かわいー!」と言っていつも抱きしめてくれる子。
対等にケンカしてくれる子。
教室に入ると、息子のお気に入りのおもちゃをサッと持ってきてくれる子。
壁を作っていたのは、親の私だけだったのかもしれません。
さらには、園のママさん・パパさんの顔を私より早く覚えた息子。
「〇〇ママ、おはよー!」
「〇〇パパ、いってらっしゃーい!」
と声をかけると、「今日も元気だねー!」「いつも挨拶ありがとう!」とハイタッチ。
幼稚園のみんなが、本当に温かく受け入れてくれました。
そんな日々を過ごすうちに、私たち夫婦の中にひとつの思いが大きくなっていきました。
「このまま健常の子たちの中で成長していくことが、息子にとって一番自然なんじゃないかな?」
「支援級」か「通常級」か。背中を押してくれた人たち
地域の小学校へ通わせるとなると、次に悩むのが「支援級」か「通常級」か。
周りの専門家の方々に相談する中で、ある言葉がずっと心に残りました。
「通常級スタートの方が、クラスの子たちにとって『クラスメート』になる。支援級スタートだと『ゲスト』という感覚になりやすい。この違いは大きいよ。息子さんはおしゃべりが出来るんだから、気負わず堂々と通常級に行ってみたら?」
さらに大学病院の先生からも、
「何でも挑戦させてみましょう!ダメだったら支援級や支援学校に移ったっていいんだから。今日まで親御さんもしっかり頑張ってきたんだし、挑戦しないのはもったいないですよ」
という温かいお言葉が。
習い事(七田式教室)の先生も、通常級に入れるよう全力でサポートしてくださっていました。
「あれ…周りのみんながこんなに息子を応援してくれているのに、親の私だけがビビって勝手に悩んでたのかな」
そう気づかされ、ついに「挑戦してみよう!」と決意が固まりました。
小学校との面談、そして現実の壁
年中の時に地域の小学校の教頭先生と見学・お話しをさせていただき、年長になった今年は主人と一緒にプロフィールを作成して校長先生と面談をしました。
息子の得意なこと、苦手なこと。
通常級を希望しているけれど、まだまだサポートが必要なこと。
親としてできることや、学校と協力して進めていきたいこと。
校長先生は温かく話を聞いてくださり、「一緒に頑張りましょう」と言ってくださいました。 (ただ、人手不足もあり「常に誰かが付き添えるわけではない」という懸念点もお話ししてくださいました)
よく「小学校は基本的に親の望む進学ができる」と言われますが、色々な親御さんの体験談を聞く限り、これはあくまで表向きの話だなと感じています。
障がいのある子が通常級に入る壁は、やっぱり高くて厚い。
学校や教育委員会ともめたという話もたくさん聞いてきました。
インクルーシブ教育が進んでいる地域の話を聞くと、親御さんたちのすさまじい努力に頭が下がります。 私には「地域全体を変えるぞ!」なんて大きなことは出来ませんが、小さなきっかけくらいなら作れるかもしれない。
「障がいがあるなら支援級か支援学校へ」が一般的なのかもしれません。
でも私にとっては、いろんな子が一緒にいて、お互いを理解しながら過ごすことの方が「自然」に思えるんです。
勝手でしょうか。周りの子にとっても、相手を思いやる力(非認知能力)が伸びて素敵じゃないかなって。
……とはいえ、現場の人手不足や先生方の負担を考えると、私の思う「自然なこと」はコストも手もかかる厄介なことなのかもしれませんね。
これからが本番!
今年の10月には就学時検診があり、そこから本格的に学校や教育委員会との話し合いが始まります。
どうなるかはまだ分かりませんが、息子がこの地域の中で、みんなと一緒に活き活きと生きていけますように。 そう願って、ひとつずつ進んでいきたいと思います!
この続きは、ブログ、インスタでご報告しますね。





