こんにちは。ゆうママです。
本日も『脳育』頑張りましょう!
ダウン症について調べていて最初に親御さんが心配されるのは、
- 合併症
- 知的障がい ではないでしょうか?
合併症に関しては専門家や医師に任せるしかありませんが「知的障がい」はどうでしょうか。
もちろん治すことはできません。
それでも、少しでも発達を促すために何かしてあげたい。
でも何をしたらいいのか迷いますよね。
「ダウン症」の診断は妊娠中もしくは出生後すぐということが多いです。
それは、
「生まれてすぐに発達を促すための様々なことをスタートできる」
「すぐに意識して始められることは私たち親の強み」
そう私は考えました。
赤ちゃんのうちから発達を促すこと、脳に刺激を与える『脳育』が出来たなら、子どもの人生はほんの少し楽になるかもしれない。
そんな想いから日々勉強しながら子育てに『脳育』を取り入れています。
『脳育』と聞くと何か特別な努力をしなければいけないように感じるかもしれませんが、実は皆さんが日々赤ちゃんと過ごす中で自然と行っていることばかり。
そこにほんの少しプラスアルファするだけです。
ダウン症の赤ちゃんに関してよく聞く「あるある」話
- とても大人しく、あまり泣かない
- よく寝る。寝る時間が長い
ダウン症の赤ちゃんは「大人しく、泣かない」「よく寝る」という特徴をよく耳にします。
この情報を聞くと、親は「もしかしたら子育てが楽なのでは?」と思うかもしれません。
確かになにもせずに一緒に過ごすだけならば、楽かもしれませんが、実際はそう簡単ではありません。
発達を促してあげるために様々な取り組みをする必要があります。
生まれたばかりの頃、私がダウン症赤ちゃんに関して調べている中でよく目にした言葉が
「ダウン症の赤ちゃんは大人しく、よく寝るが、たくさんかまって遊んであげましょう」
これはダウン症児の育児において、非常に重要なポイント。
ダウン症を持って生まれた子どもにも個性はありますが、共通する特性もたくさん。
これらの特性を理解し、上手に活用することで子育てを効果的に進められるのです。
この特性を生まれてすぐに知って、子育てに役立てたら、わが子がダウン症を持っていると知っていることが子育ての強みになると考えます。
赤ちゃんにたくさんの刺激を与えることで発達を促す
「赤ちゃんにたくさんの刺激を与えることで発達が促進される」とよく聞きます。
では、どのような効果が得られるのでしょうか?
1. 脳のシナプス結合が長期的に促進される
赤ちゃんにさまざまな刺激を与えることで、脳内のシナプス結合が強化され、脳の発達が進みます。
特に生まれたばかりの赤ちゃんにとっては、この刺激が脳の基盤を作る重要な時期。
2. 脳の交通網が張り巡らされ、基盤がしっかり育つ
脳内の神経細胞同士のネットワークが発展し、情報を効率よく伝えるための「交通網」が形成。
これにより、赤ちゃんの脳の基盤がしっかりと育っていきます。
3. オキシトシンが分泌され、不安やストレスを抑制
赤ちゃんに触れたり、コミュニケーションを取ったりすることで「オキシトシン」というホルモンが分泌。
このホルモンは、不安やストレスを抑える働きがあり、赤ちゃんの心の安定を助けます。
これらの効果は、知的障がいを持つ赤ちゃんにも同様に重要ではないでしょうか。
脳の発達を促し、感情の安定を図るために、できるだけ多くの刺激を与えてあげたいですよね。
発達を促すために挑戦した脳を育てる「脳育」
発達を促すためにできることは?
「脳に刺激を与える」「発達を促す」
全く知識がない素人が本当にできるのでしょうか?
私の実行したことが、必ず効果があるとは言い切れませんが、これらを実践したことにより、息子と楽しく過ごすことができたので、それだけでも私は実践してよかったと感じています。
どれも特別なことではありません。
- 話しかけ、声掛けをたくさんする
話しかけや声掛けで脳が刺激され、発達が促進。
日常的にとにかく、たくさん声掛けを。 - 童謡を歌ってあげる
歌を通じてリズムや音を覚えることが、脳の発達に良い影響を与えます。 - ベビーマッサージ・タッチケア
肌を触れ合うことで、オキシトシンが分泌され、安心感を。 - 絵本の読み聞かせ
絵本を通じて視覚と聴覚を刺激し、言葉の理解力を高め発語を促す。 - たくさん笑わせる
笑顔を引き出すことで、脳の活性化が促進。 - いつもほめてあげて自己肯定感を高める
子どもが自己肯定感を持つことは、発達に非常に重要。
良い行動には積極的に大げさにほめる。
これらの方法を見て、多くの人が「普通にやっていることじゃない?」と思うかもしれません。
でも、実はこの「当たり前」のことを、ダウン症の赤ちゃんには時に難しいこともあります。
ダウン症の赤ちゃんは、眠っている時間が長いため、できるだけ起きている時間を大切にする必要があります。
私も息子と向き合う時間を一瞬一瞬大切にしました。
果たしてこれが本当に効果があるのか、意味があるのかと思うこともありましたが、これらの事を毎日行うことで、息子との絆が生まれ、良いコミュニケーションができました。
息子の成長の小さな変化に気づくことができそれらを、また次の『脳育』に生かしていく。
そして、この努力が無駄ではなかったと確信しています。
赤ちゃんの発達を促すための努力は大切ですが、決して忘れてはいけないこと
発達を促すためにやりたいことはたくさんありますが、絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは、どんなに子どものためになることでも、嫌がることは絶対にしない、無理強いはしない。
病院通いと医療行為
ダウン症を持つ子どもは、どうしても病院に通う機会が多くなります。
痛みを伴う検査や投薬、大変な手術を受けることも。そうした医療行為は避けられませんが、楽しめること、親も子も幸せを感じられる時間を大切に。
子どもの気持ちを最優先に
「楽しいな」「幸せだな」と感じることを大切にすることが鉄則。
私は無理に何かをやらせたり、嫌がることを強制することは絶対にしません。
もし子どもが嫌がったら、すぐにその行動を中止。
笑顔を大切に
子どもを成長させるために、つい肩に力が入ってしまうことがありますが、最も重要なのは
「子どもの笑顔」と「親の笑顔」。
笑顔があふれる時間こそが、子どもの力を伸ばす源になると信じています。
最後に
私が考える『脳育』は、特別な知識や準備が必要なものではありません。親子で一緒に楽しみながら、日常の中で少しずつ取り入れられるものです。
もしお子さんが「ダウン症」をお持ちなら、ぜひ一緒に『脳育』に挑戦してみませんか?
きっと、いろいろな試みの中で、新しい発見や喜びが生まれることでしょう。
そしていつの間にか、『脳育』が子どもとのかけがえのない時間を彩るツールとなり、親子の絆を深めるものになるはずです。
小さな一歩が未来への大きな一歩に繋がると信じて、一緒に楽しい時間を重ねていきましょう。
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