こんにちは。ゆうママです。
本日も「脳育」頑張ります!
最近、成長がゆっくりな息子が「自分で意図したものを描ける」ようになりました。
まだ少しアンパンマンの形が見えるくらいですが、子どもの成長を感じる瞬間。
「描きたいものを決め、それを形にできるようになる」
というのは、親として感動する大きな一歩。
今回は、お絵かきの成長過程や、発語の促進にも役立つお絵かきの効果についてまとめました。
成長が早いお子様も絵を描くまでのステップは同じです。
絵が描けるようになるまでの成長記録

息子が意味のある絵を描くまでのステップです。
【意味のある絵を描くまでのステップ】
※わが子の例
ステップ1:殴り書きの時期
まずは「ぐるぐる」とした殴り書きから始まりました。この段階では、描くことそのものが楽しい様子で、手を動かして色や形を楽しんでいるようです。
ステップ2:絵描き歌への興味
絵描き歌に強い興味を持ち始めました。リズムに合わせて簡単な形を描くことに楽しさを見いだし、積極的に絵を描く時間が増えていきます。
ステップ3:模倣の要求
絵描き歌の影響で、「同じ絵を描いて」と親に要求するようになります。
この頃から、子ども自身が具体的な絵を求める姿勢が見え始めました。
ステップ4:3歳6か月に意図のある描画
描かれた絵が何かを大人が理解するのは難しいものの、子ども自身は「何を描きたいか」という意図を持って描くようになります。
形がまだ抽象的であっても、自分なりの物語やテーマを持ちながら絵を描くように。

ステップ5:形を意識した描画
意図を持った描画が少しずつ形として現れるようになり、描かれたものが大人にも理解しやすくなってきました。自分のイメージと実際の形が徐々に一致し始め、表現の幅が広がっていく成長が見られます。
その他のお絵描き中に見られる成長の変化
最初はペンを握ってただ動かしているだけだった息子も、少しずつペンの持ち方が安定。
殴り書きから小さな丸、大きな丸と、指先のコントロールが上手になってきました。
形を描く楽しさに加え、「大きい」「小さい」の違いを感じながら、いろいろなサイズの丸を描くことにも夢中に。
また、笑った顔や怒った顔など、少しの線の変化で表情が変わることも学び始めています。
これにより、表現の幅も広がり、描くことで感情を表す力が育まれていると感じます。
以前は描く過程そのものを楽しんでいましたが、最近では「完成させること」にも喜びを見出しています。
描いている間は、ペンの先に集中し、自分の手が動く様子を見つめながら、目の前のキャンバスにじっくりと向き合っています。
この集中する時間は、描く楽しさとともに、息子の成長も感じさせてくれるひととき。
描く力を育てるためのポイント

意図する絵を完成させられるまで何度も同じ絵を描いて欲しいと要求する姿は、発語を試み始めた頃ととても似ていて興味深いものでした。
親としては大変な繰り返しの作業でしたが、その都度何度も描き続けました。
そして、息子が徐々に自分で描けるようになるため、以下の点に気をつけました。
このように、描くと話す行為が一体化することで、発語の促進にもつながりました。
自分で描く時間も楽しそうでしたが、描いているのを見る時間もとても楽しんで集中してくれます。
赤ちゃんへの話しかけと似た「お絵描き」のコミュニケーション
お絵描きの時間は、赤ちゃんの頃の話しかけに似た感覚。
シンプルなやり取りを通じて、少しずつ描く楽しさやコツを学んでいきます。
特に、息子が描いて欲しがったのは「アンパンマン」。
これは単に好きなキャラクターだからだけではなく、描きやすい「丸」を使って構成できるからでした。
鼻、ほっぺ、輪郭、すべてが「丸」を組み合わせたデザインで、簡単に描けるため「丸の組み合わせで絵ができる」ということが伝わりやすかったのです。

こうして絵にするとわかりやすいですが、私は絵心がありせん。
「丸」「まめ」「トンネル」が息子が知っている単語だったためにこの描き方と言葉を選びましたが、お子さんの好きな言葉や知っている単語を当てはめると、子どもにとってわかりやすく親しみが沸きます。
とにかくシンプルと描きやすさでこの書き順にしました。
発語が増える!幼児が喜ぶ『なあに?だあれ?』絵本とお絵描きの工夫
話せる単語が増え始めた頃、息子は
「なあに?」「だあれ?」
と質問するのを好みました。
この時期の絵本の読み聞かせでは、こうしたフレーズが特にお気に入りで、繰り返し聞きたがりました。
お絵描きの時間には、「これなあに?」と声をかけると、息子は「◯◯だー!」と嬉しそうに答える。
このやり取りで、考えたり想像したりする楽しさや、正解できたときの達成感を味わっています。
また、こうした声かけによって、親子のコミュニケーションがより深まります。
絵を描くとき、紙だけでなくお絵描きボードも活用。
「消す」「描く」などの動作を繰り返しながら言葉にすることで、発語の単語数がさらに増える効果も。

子どものお絵描き効果 まとめ
子どもと一緒にお絵描きをすることで得られると感じた効果をまとめました。
このように、お絵描きの工夫や親子のやり取りが日々の積み重ねとして息子の「描く力」だけでなく、様々な脳や身体の発達に大きな役割を果たしていると感じます。
親子で楽しいお絵描き時間を楽しみましょう!



