こんにちは。ゆうママです。
本日も「脳育」がんばります!
「母親の遺伝子が子どもの知能に影響を与える」
「子どもの頭の良さは母親からの遺伝で決まる」
といった話、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
私はこの話を耳にしたとき、「本当であっては困る」と正直思いました(笑)。
そこで私なりに調べてみた結果、驚きの事実にたどり着きました。
「遺伝ではなく生活習慣が大きな要因になる」
生活習慣で頭が良くなるというのはとても興味深いですよね。
頭が良くなる遺伝子はない
頭が良くなる遺伝子はなく、知能は遺伝子で決まるものではないことが分かった
(東京大学名誉教授 石浦章一教授より引用)
頭が良くなる遺伝子はなく、知能は遺伝子で決まるものではない
(医学新聞 Medicl Tribune より引用
確かに「トンビが鷹を生む」なんてことわざをよく聞きますし、逆に親が優秀でも、子どもが全く異なる個性を持つこともありますよね。
我が家の場合、息子の父親は頭がいいほうだと思います。
ですが、飛び抜けてIQが高いわけではありません。
一方の私は、正直なところ「頭が良い」なんて言える人間ではありません(笑)。
謙遜ではなく、本当に日常的におっちょこちょいで失敗が絶えず。
「日本に生まれてよかったね。海外だったら命ないよ」とまで言われるほど。
つい先日も、ボディソープで髪を洗ってしまい、泡立ちは良かったものの髪がキシキシに…(笑)。そんなレベルの日常。
それだけに、「母親の遺伝子が子どもの知能に影響する」という話を耳にしたときには、「それは困る!」が私の正直な気持ちです。
知的生活習慣
母親の知能が子どもに遺伝するこがないのだとしたら、子どもの知能は何で決まるのか。
遺伝ではなく、栄養やさまざまな経験、良い環境、知的生活習慣などが、知能の発達に大きく寄与する。最終的には努力した時間で人生は決まる。
(東京大学名誉教授 石浦章一教授より引用)
つまり、私にも息子の知能のためにできることがたくさんあるかもしれない。
教育や家庭環境を工夫することで、親として子どもの可能性を引き出すサポートができると考えると、未来に対して希望が湧いてきます。
しかしながら、私は脳の専門家ではありません。
「知的生活習慣」を実践することができるのでしょうか?
知能が決まる時期に取り入れるべき習慣
子どもの知能の発達は生まれてからの脳細胞ができる時期「乳児期・幼児期」の生活習慣の影響が大きいようです。
この知能が伸びる時期親、子供の力を伸ばしてあげるためにしてあげるべきことは
- 十分な栄養
- スキンシップ
- アイコンタクト
- 会話
- 読み聞かせ(本がいつも近くにあり読む環境が整っている、本が身近)
- 多様な経験(虫取りなどの自然体験)
- 動物園、博物館などに連れていく
こうしてリストにしてみると、今までの息子との関わりは無駄ではなかったと思えます。
そして、これからも実践していけそうなことばかりです。
少しホッとします。
母親の知能は子どもの知能に全く関係がないのか
母親の知能は必ずしも子どもに遺伝するわけではありませんが、それでも「賢い母親の子どもは賢い」と耳にすることが多いように感じます。なぜでしょうか。
現代では父親も積極的に子育てに参加していますが、特に子どもが小さなうちは、母親が子どもと接する時間が長いことが多いものです。そのため、日々の関わりの中で母親の影響が子どもに大きく反映されるようです。
母親の知能が子どもの発達に影響を与えると言われるのも、このためかもしれません。
賢い母親は、子どもの興味や能力を見極め、伸ばしていくサポートが上手だからこそ、子どもも自然と学びを深めていくのでしょう。
そうした話を耳にすると、背筋が伸びる思いがします。
自分にできることがあると信じて進んでいく
私は賢いわけではありませんが、できる限り調べ、精一杯息子に向き合うことならできます。
私の息子には生まれつき知的障がいがあります。
どこまで息子の能力を伸ばしてあげられるのか分かりませんが、もし子どものためにできることがあるなら、それを精一杯取り入れていきたいと思っています。
たとえ成果が得られなくても、
「子どものために努力すること=愛情」だと信じています。
このたくさんの愛情が息子に伝われば、きっと何か力になるはず。
これからも、子育てに役立つことを模索しながら一歩一歩進んでいこうと思います。
それではまた。