絵本と日常で育む!ダウン症児の「数」の認識の大きな一歩(3歳8ヵ月)

ダウン症子育てをとことん楽しむブログ

こんにちは。ゆうママです。
本日も『脳育』頑張ります!

最近、成長がゆっくりな3歳ダウン症の息子が「数」の認識を始めました!
まだはっきりと理解しているのは「1」と「2」だけですが、息子にとってはとても大きな成長。
娘にも同じ習慣を繰り返したことで1歳1ヵ月でカウント口真似スタート。
まずは「数の音」を覚えるところから始め、少しずつ「数そのもの」を認識できるようサポート。

我が家では、毎日の習慣の中に「数」を意識して取り入れ、大好きな絵本、食べ物で数えることを取り入れる。
そのことで「数」を知ることの楽しさを教えられ、無理なく自然に認識できるように。

今回は、息子が「数」を理解するまでに取り組んできた工夫や、その成長を感じたエピソードをお話しします!

毎日続けた「数の音」習慣で見えた成長

息子が数を覚えるきっかけになったのは、お風呂タイムの日課。

特に最初は「数」を教えようという意識はなく、日常の話しかけの一環として、毎日お風呂で「1から10」までの数を聞かせていました。

呪文のようなカウントが日課に

息子が生まれた日から、我が家では沐浴タイムの締めくくりとして必ずパパが
「数えるよ」と言ってから1から10まで数えるのが習慣に

最初はただ耳にしているだけで、数の意味なんてもちろん分かっていません。
けれど、毎日欠かさず繰り返されるこの呪文のようなカウントが、少しずつ心に残っていきました。

パパが「数えるよ」といった瞬間、反射的にいつものカウントが始まると覚えます。
娘は1歳1ヵ月で人差し指を立てて「いーち!」と既にカウントの口まねが。

「数の音」を覚えた息子

そんなお風呂タイムを続けていく中で、息子は2歳3ヵ月頃になると、10までの「数の音」を言えるように!
まだ「数の意味」は理解していないけれど、毎日の積み重ねが少しずつ実を結んでいると感じた瞬間。こうした日々のちょっとした習慣が、子どもの成長に繋がると実感しました。

「数える」ことを意識させるための工夫

「数える」という行為そのものを息子に理解してほしいという思いから、日常の中で数に触れる機会を少しずつ増やしていきました。

指を使って「数」を感じるために実践したこと

  1. 息子の指に触れながら一緒に10まで数える
  2. 「ほら、10本あるんだよ。これが10だよ」と声をかける
  3. 数える時は指を1本ずつ増やしながら数える

私が数えながら人差し指から順番に指を立てていくのを、食い入るように見つめるように。
数えるのはお風呂だけじゃないことに気づき始めたのかもしれません。

欲しいものを数で伝える

息子が何かを欲しがったときには、「1個欲しい?それとも2個欲しい?」と声をかけて、自然と数を意識させるように。
ただ物を渡すのではなく、選択肢の中に「数」を含めることで、数える行為が生活の一部になるよう工夫。

遊びの中で数える楽しさを

数えられるものだけでなく、滑り台の順番待ちのときなどにも「3, 2, 1」とカウントダウンをして遊びました。
すると、息子自身が滑り台をすべる前に「3, 2, 1」と自分で言い始めるように。
こうして、数えることが自然と生活や遊びに溶け込むようになっていきました。

「数」はただの数字ではなく、「数える」ことで身の回りの物事を理解する鍵だと気づくきっかけを少しずつ作っていけたと感じています。

絵本で「数」を楽しく学ぶ

息子が2歳10ヵ月を迎え、そろそろ数字をもっと身近に感じてほしいと思い、彼の大好きな絵本で「数」を導入。

プレゼントに選んだのは、数をテーマにした絵本
「すうじのかくれんぼ」

  • 数字が自然に学べる工夫が詰まったしかけ
  • 遊びと絵本の融合で数に親しみを持たせる
  • 「いないいないばあ」のように隠れているものを推測させるワクワク感
  • 「数字の音」と「言葉の音」遊びが面白い
  • 音と数字の字体を合わせて学べる

プレゼントした直後は、息子は他の絵本に夢中で「すうじのかくれんぼ」には見向きもせず。
正直、少しがっかりしましたが、子どもが好きになるタイミングはいつか必ず訪れると信じて、そのままそっと本棚に置いておくことに。

数か月後、突然のハマり期

それから数か月が経ち、ある日突然息子が「すうじのかくれんぼ」を自分で手に取り、夢中になって読むように!
絵本に登場する数字を見て興味を示し、楽しそうにページをめくる姿が見られるようになりました。

息子が自然と「数」を楽しみながら学ぶ姿に、改めて絵本の力を感じました。
親が無理に進めるのではなく、子どものペースに合わせて環境を整えることは大切ですね。

数える楽しさを引き出す絵本の力

親としては、「文字の認識」や「数」の認識を進めてほしいという期待がありましたが、息子が夢中になったのは絵本のフレーズ。

「だあれ?」「なあに?」と問いかける楽しい言葉遊びにすっかりはまり、最初はその面白さだけで読んでいました。

しかし、繰り返し読む中で、自然と「数える」ことへの興味が芽生え、数がぐっと身近になったようです。

絵本を通して学ぶ力は、親の想像を超えた形で広がるものですね。
子どもの興味を尊重しながら、一緒に楽しむ時間が何より大切だと改めて感じました。

ようやく芽生えた「数」の認識

ある日突然、チーズを食べている時に息子がふと口にした言葉
「チーズいっこほしい」
その言葉と一緒に、人差し指を立てた「1」のジェスチャーまで!

「1個欲しいの?2個は?」と聞くと、今度はピースサインを見せながら
「2こ」
数を意識し始めた息子の姿に、親として感動せずにはいられませんでした。
この小さな一歩が、子どもにとっての大きな成長の証。

子どもが「数」を認識するためにできるサポート

  • まずは「数の音」に親しませる
  • 指や大好きな食べ物、興味のあることと「数」を合わせてみる
  • 絵本やおもちゃで楽しく学ぶ

数えることが楽しいと思えたら、すぐに「もっと知りたい!」に繋がるので、少しずつ日常の中でお子さんをサポートしてあげたいですね。

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