こんにちは。ゆうママです。
アメリカには、ダウン症の赤ちゃんの誕生をお祝いし、ポジティブなメッセージとプレゼントが詰まったバスケットを贈る素敵な活動をしている団体、「Jack’s Basket」があります。
この活動を知ることで、きっと 「一人じゃない」 と感じられ、わが子の誕生をもっと誇らしく思えるはずです。
今日は、そんな素敵な活動をしている「Jack’s Basket」の内容と申し込みをしてみたいけど迷っている方に概要をまとめてみました。
「Jack’s Basket(ジャックのバスケット)」をご存じですか?

「Jack’s Basket(ジャックのバスケット)」は、ダウン症を持って生まれた赤ちゃんとそのご家族を祝福し、支えるための素敵な活動です。
この活動を始めたのは、アメリカでダウン症の男の子ジャック君を出産したキャリッサ・カロールさん。彼女は、妊娠中や出産後のご両親、そして医療従事者を含む多くのダウン症に関わる方々を支援しています。
活動の一環として、「Jack’s Basket」と呼ばれるプレゼントバスケットを無償で届ける取り組みを行っています。これは、ダウン症を持つ赤ちゃんの誕生をお祝いし、ご両親に希望と喜びを届けるもの。
お子さんが1歳の誕生日を迎える日までに、公式HPから申し込みをすると、「Jack’s Basket」がアメリカから無償で送られてきます。
HPでは「Jack’s Basket」の活動はこのように説明されています。
Jack’s Basket is a nonprofit organization with a mission to celebrate babies with Down syndrome.
ジャックズバスケットはダウン症を持って生まれてきた赤ちゃんをお祝いする非営利団体です。
「遠く離れたアメリカから、本当にお祝いが届くの?」
そう思いますよね。でも…本当なんです!
ジャックくんのお母さんが「Jack’s Basket」を始めた理由

全ての赤ちゃんは、生まれてきたことを祝福されるべき。
なぜ、ジャックくんのお母さんは「Jack’s Basket」の活動を始めたのでしょう?
その理由が、ホームページの言葉に込められています。
Every child deserves to be celebrated, every family should hear a “congratulations” instead of a “I’m sorry”, or “I have bad news”.
「残念だったね」「悲しいニュースだね」ではなく、すべての子どもたちは祝福されるべきで、すべての家族は『おめでとう』と言われるべきだ。」
ダウン症についての知識がないと、悲しいことだと思いがちかもしれません。
でも、生まれてきた命は一つとして「残念なこと」なんかではありませんよね。
世界中の赤ちゃんを祝うための行動
だからこそ、ジャックくんのお母さんは世界中のダウン症を持つ赤ちゃんを祝うために、この活動を始めました。
その思いの大きさに感動しますし、実際に行動に移した姿勢には心から敬意を感じます。
しかも、アメリカだけではなくこの私たちの住んでいる日本にも送って下さるのだから、初めてこの活動を知ったときは驚きと感動で、なんだかわくわくしたのを覚えています。
何が届くの?愛情いっぱいの「Jack’s Basket」

ある日、玄関のドアベルが鳴り、ドアを開けると、大きな茶色の箱が届きました。
箱に「Jack’s Basket」のロゴ入りステッカー。
ドキドキわくわくしながら箱を開けてみると、中には愛情が詰まったたくさんのプレゼント!

バスケットの中身は毎年少しずつ変わっているようですが、
バスケットの内容は少しずつ変化しているようで、現在では「Jack’s Basket」のロゴが入った可愛いブランケットがプレゼントされるようです。
届いたプレゼントの感動
特に、入っていたおもちゃは息子のお気に入りになり、メリーにも取り付けてよく遊んでいました。
書籍にはダウン症についての詳しい情報だけでなく、「知り合いにダウン症を伝えるときのコツ」なども書かれていて「ここまで丁寧に教えてくれるなんて!」と感心したのを覚えています。
とっても大きな愛を受け取ったような温かい気持ちになりました。
愛情と偶然が重なった日
そして、偶然にも「Jack’s Basket」が届いたその日は私たち夫婦の結婚記念日。
この素敵な偶然が重なり、本当に幸せな気持ちになったことを今でも忘れられません。
届いた書籍を読み進めながら、夫婦で「よし!がんばるぞ!」と心を新たにした瞬間でもありました。
Jack’s Basketを申し込んでみよう
このバスケットは1歳までの申し込みで送ってもらえます。
英語での入力が分からない場合は「ChatGPT」などAIを利用すると、簡単!
全ての手続きが完了するとメールが届いて、後は待つだけです。
出来れば早めの申し込みがおすすめ

私はこの活動を知ってからバスケットを受け取ったのが息子が4ヶ月の時。
届いた洋服がギリギリだったので、「もう少し早く申し込めば良かった」と思いました。
思い立ったらすぐ行動!ぜひ申し込みを試してみて下さいね。
日本にも「Jack’s Basket」と同じ活動をしてらっしゃる方がいます
実は、日本にも「Jack’s Basket」と同じ活動を行っている非営利団体があることをご存じですか?
「ul316(ユーエルサンイチロク)」さんです。
こちらのバスケットの受付が息子が10ヵ月の頃に始まったのを知って申し込みしました。
届いたバスケットには、書籍や絵本、おもちゃなどが入っていましたが、何より感動したのはボランティアの方が手作りされた品々。
手作りのスタイや帽子、ガラガラ、そしてベビーキルト。
どれも本当に心温まる愛情が込められていて、特にベビーキルトのぬくもりを感じました。
成長がゆっくりな息子は、このベビーキルトの上で腹ばい練習をたくさんしました。

一人じゃない!ダウン症の子どもと親を支える温かい活動
「ul316」さんのように、ダウン症を持った子どもたちとその親御さんのために活動されている方々には、心から感謝。その献身的な支援に、深く頭が下がる思いです。
息子が生まれた時、私は大きな孤独を感じていましたが、こういった方々の活動のおかげで、
「私は一人じゃない」
「たくさんの人たちがわが子の誕生を喜んでくれている」
そう感じることができ、心強さを感じています。
「ダウン症」に対する支援活動とその温かい手
世界中には「ダウン症」に関してさまざまな支援活動をされている方々がいらっしゃいます。
まだまだ知らないことだらけですが、こうした活動を通じて、ダウン症を持って生まれた子どもたちやその親御さんをサポートしてくださる方々の存在が、とても心強く、ありがたいことだと感じています。
息子が生まれるまで、私は何も知りませんでした。
今はその大切な活動の意義を実感しています。
私は大きな活動はできませんが、このブログを通して少しでも誰かの役に立てればと思っています。



