こんにちは。ゆうママです。
本日も「脳育」頑張ります!
子どもが初めて『これなあに?』と聞いてきた瞬間は、親にとって特別な喜びの一つ。
この小さな質問には、「世界を知りたい!新しい言葉を吸収したい!」という大きな好奇心が詰まっています。
子どもの『なあに?』『だあれ?』という質問に丁寧に答えることで、豊かな想像力や言葉の力が育まれます。
今回は子どもの「質問」が始まった時に育まれている力、親のサポートなどを記事にしました。
さらに、親子で質問に答えながら親子で楽しめる絵本も紹介します!
『なあに?』『だあれ?』によって育まれている力
1.言語能力の発達
物の名前や人の名前を知りたいという気持ちが芽生え、言葉を使って世界を理解しようとしています。
この質問を何度も繰り返すことによって言葉の使い方を学んでいるのだな、と感じました。
「なあに?」と聞くことで語彙が増え、自分が答えたい気持ちと、新しい言葉を吸収したい、インプットとアウトプットを繰り返し楽しんでいます。
2.知的好奇心の育ち
新しいものや未知のことに興味を持ち、理解したいという気持ちが高まっています。
この時期の「なあに?」は知識欲の表れであり、学びの第一歩。
3.社会性とコミュニケーション能力の発達
質問をすることで親や他者とのつながりを深めています。「だあれ?」と聞くことで他者を認識し、関係性を学ぼうとしています。
息子は友達や先生の名前を覚え、名前を呼んで返事をしてもらえる事をとても喜びました。
4.想像力と推理力の育ち
質問をすることで、物事の背景や因果関係について考え始めます。
「なあに?」「だあれ?」が解決すると次に「なんで?」という質問が増えるきっかけに。
子どもの質問が始まった時のポイントと親のサポート
子どもが親に質問を始めたら答える際、親はどんなことに気を付けるべきなのでしょうか?
私の経験と心掛けたことをまとめました。
ポジティブな態度で子どもの「なあに?」に向き合う大切さ
子どもの質問に親がポジティブな態度で答える姿勢を見せると、子どもは安心し、さらに質問する意欲が湧きます。
成長にとって重要なこの時期、私は繰り返し質問に答えることを意識し、正しい言葉を丁寧に伝えるよう心がけました。
周囲のものを積極的に名前で呼び、「これ、なあに?」と子どもに問いかけて会話を広げることで、答える楽しさを感じられるように工夫しました。
質問に答えられたときは、たっぷりと褒めて達成感を共有。
間違ったときもやさしく正して、やる気を失わないよう配慮。
この繰り返しが、自己肯定感を高める良いサイクルを生み出したと感じています。
発語を伸ばすための具体的なアプローチ
子どもの発語を伸ばすためには、簡単な言葉でわかりやすく伝えることが大切。
興味が続く場合は、少し詳しい情報を加えることで、言葉の幅を広げる手助けに。
家族や友人、動物など身近な存在について具体的に教えると、子どもも親しみを持って覚えやすくなります。
家族写真やアルバムを一緒に見ながら
「〇〇先生は幼稚園の先生だね」
「これはおばあちゃんだね。おばあちゃんと遊んだよね」
といった声掛けが我が家は効果的でした。
さらに、図鑑やテレビに映ったものにも注目。
子どもが興味を示せば、積極的に言葉を添えてあげましょう。
「ライオンだね。ライオンは強いね」
「これは電車だね。ガタンゴトンって音がするね」
といった会話が、子どもの好奇心を刺激し、言葉の理解を深めます。
小さな積み重ねが、子どもの発語を促進し、表現力を伸ばす大きな一歩になると感じています。
少し難しい質問で子どもの考える力を引き出す
子どもの発語や思考力を伸ばすために、あえて少し難しい質問を投げかけてみるのも効果的。
ただ答えを教えるだけでなく、「どう思う?」と問い返し、子どもが自分で考える時間を作ることで、考える習慣を育てることができます。
まだ答えられない時期であっても少しだけ背伸びした質問を投げかけてみる。
子どもの表情をよく見ると、一生懸命考えている姿が見られます。
また、ゲーム感覚で質問に答えられるよう工夫するのもおすすめ。
「この音、だあれ? うさぎさんかな?それとも鳥さんかな?」
といった選択肢を与えながら楽しく取り組むことで、子どもの好奇心を引き出します。
知らない言葉や覚えたての言葉を使う際には、質問そのものがヒントになることも。
「難しい質問に答えられた!」という達成感が、子どもの自信や学びへの意欲につながります。
絵本を活用して楽しく発語を促す
質問に答えるだけでなく、絵本や遊びを通じて自然に答えを見つける体験を。
遊び心を交えた取り組みは、子どもの好奇心や学びへの意欲を引き出します。
私の息子が「質問する楽しさ」を知ったきっかけの一つが、絵本の読み聞かせでした。
「なあに?」「だあれ?」といった問いかけがたくさん詰まった絵本を読むことで、質問する楽しさと答える喜びを体験。
子どもが「もっと知りたい!」と思うきっかけをつくれます。
ページをめくるたびに新しい発見や「なあに?」の答えがあり、そのワクワク感に夢中に。
子どもの質問を促す環境づくり
子どもの発語や好奇心を育むには、自然に質問を促せる環境づくりが大切。
名前や用途がわかりやすいおもちゃで遊びながら、楽しく名前を教えることで、子どもが自発的に興味を持つようになります。
たとえば、動物のかたはめパズルやブロック、おままごとセットなど、子どもが手に取りやすいおもちゃがおすすめ。
遊びながら「これはライオンだね」「このブロックは赤いね」と声をかけることで、言葉が自然と耳に残ります。
聞いていないように見えても、ある日突然新しい言葉を口にすることもあり、驚かされることがあります。
大切なのは、「教えられている」と感じさせないこと。
遊びの延長で名前を自然に教えることで、子どもにとって楽しい学びの時間に。
こうした環境が、子どもの発語や質問する力を引き出す基盤となります。
子どもの質問が多い時期の注意点
- 質問を無視しない
答えるのが難しい質問や頻繁な「なあに?」でも、「なんで?」に発展する成長の土台になるため、軽視しないことが大切です。 - 大人の都合で短く切り上げすぎない
忙しいときは「あとで教えるね」といった形で質問を保留し、後でしっかり答える時間を作ると信頼感が育ちます。
我が家は2人の子育て中で、必ずいつも向き合ってあげるのには限界があります。ただ、子どもが「ちゃんと聞いてくれていない」と感じると、余計に質問が増えることも。
なるべく私は「今待ってくれると助かるな。お願いします」なんて言って、子どもに逆にお願いしたり。すると子どもは何だか頼られたような気持になるのか、嬉しそうな顔をしたりします。
今日の脳育「子どもの質問したい!を引き出す方法」まとめ
子どもの「なあに?」「だあれ?」の質問は、言葉、好奇心、社会性など、多方面での発達を象徴しています。
この質問の先には「なんで?」という発達に重要な質問が続きます。
この時期の子どもには、親がしっかりと向き合い、わかりやすく丁寧に答えることで、豊かな学びの基礎が築かれます。
質問に答えたくなる!質問したくなる!おすすめ絵本
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