こんにちは。ゆうママです。
本日も『脳育』頑張ります!
我が家の3歳の息子はダウン症を持って生まれてきました。
「息子の可能性を広げたい」「脳の発達をサポートできることはないか」——そんな思いから、これまでさまざまな知育方法を模索してきました。
その中で興味を持ったのが「七田式教育」。
右脳教育やフラッシュカードなどの独自メソッドを取り入れた教室です。
「本当に効果があるの?」
「ダウン症の子にも合うの?」
そう思いながらも、思い切って通い始めて1ヶ月。
たった1ヵ月で息子は私の予想をはるかに超える成長を見せてくれました!
「まだまだ無理」「きっと難しい」そんな思い込みを反省するほどの変化が、知育面だけでなく、生活習慣やしつけの面でも見られたのです。
今回は、「七田式教室」に通い始めて1ヶ月の効果と変化、感じたメリットをまとめました。
興味のある方は参考にして下さい。
(このブログは七田式教室のPRではありませんので素直な私の体験と感想です。)
実際のレッスン内容
七田式教室のレッスンは、フラッシュカード・暗唱・積み木・ハサミ・折り紙・歌・読み聞かせ・カード遊びなど、多岐にわたります。
書ききれないほど盛りだくさんのプログラムに加え、鉄棒やトランポリンを使った運動も取り入れられているのに、実際始めてみて驚きました。
最初は「50分ものレッスンに集中できるだろうか?」と心配していましたが、実際に通い始めてみると、驚くことにほとんど途中で集中が切れたことはありません。


実際のレッスンの様子と息子の成長
1回目:緊張しながらのスタート
初めてのレッスン。
息子は緊張して私の膝の上に座ったままスタート。
しかし、レッスンが始まると、大好きなフラッシュカードやお歌のおかげですぐにリラックス。
それでも、やりたくないこと・初めてのことへの抵抗感が強く、「嫌だ!」と思ったことには断固拒否の姿勢。
ただ、体験レッスンで見た内容には興味を示し、前のめりで参加していたのが印象的。
【1回目に見えた今後の課題】
- 苦手なことに向き合えない
- 指示に従って行動するのが苦手
- 説明を聞いてから取り組むのが難しい(自分の思い通りに進めたい)
2回目:驚きの適応力!
教室に到着すると、自分から先生の名前を呼び、かばんを持って教室へ一直線!
まさか2回目でこんなに積極的な姿勢を見せるとは思わず、驚きました。
レッスンでは、挨拶の時に手を膝に置くことをしっかり覚えていて、先生にきちんとご挨拶。
また、まだ数回しか聞いていない始まりの歌も、一部を記憶して掛け声や振り付けを真似できるように。
1回目では拒否していた内容にも、今回は自分から参加する姿勢を見せ、フラッシュカードは先生が出した途端に大喜びで集中。
【2回目に見えた今後の課題】
- 「見たことがあるもの」は好きだけど、新しいことには抵抗する
- 「できる」と確信できたことには取り組むが、難しいと感じると逃げる
といった傾向はまだ残っており、気長に見守ろう!と覚悟しました。
3回目:「時間がかかりそう…」と思っていた課題を次々クリア!
レッスンが始まるのを楽しみにするようになり、到着前からワクワク。
毎回繰り返されるルーティンをしっかり記憶して、先生にたくさん褒めていただきました。
前回まで課題だった「指示に従って行動する」も、今回はかなりスムーズに。
以前は「先生と同じようにやって」と言われると途端に嫌がっていましたが、今回は不器用ながらも自分から挑戦しようとする姿勢が見られました!
「これは時間がかかりそうだ…」と思っていた課題を次々に克服していく姿に、驚きの連続。
【3回目に見えた今後の課題】
ハサミを使うのが苦手。帰りに購入しようと思っていたら、七田式教室でその場で子ども用ハサミと練習帳を購入できて助かりました!
4回目:レッスンが大好きに!でも新たな課題も…
駐車場に到着した瞬間から「ついたー!しちだしき!」と大喜び。
先生にしっかりご挨拶し、前回以上にできることが増えたことで、息子にとっても私にとっても達成感のある時間に。
ただ、少し慣れてきたことで「わがままを言う」姿も見られるように。
特に最近の困りごとだったのが、思い通りにいかないと自分の頭を叩く行動。
このことについて先生に相談すると、
『叱るのではなく、悲しい表情で「やめてほしい」と伝えたあと、抱きしめる』
など、いくつかアドバイスをいただきました。
家庭で実践すると、5回目のレッスンまでに「叩こうとする→躊躇する」様子が見られるように。
その「ためらい」を見逃さず、大いに褒めることで、この問題行動が激減。


最初の1カ月での変化:親として感じたこと
七田式教室に通い始めて1カ月。
最初は「大丈夫かな?」と不安もありましたが、想像以上にたくさんの成長を感じることができました✨
1.「動作」の変化
🔹 はさみ
最初はうまく開閉できず苦戦していましたが、「ぐーぱー、ぐーぱー」と声をかけながら練習することで、力の入れ方・抜き方のコツを掴めるように。
🔹 積み木
「自分の好きなように並べたい!」という気持ちが強く、先生の見本を真似するのを嫌がっていました。
でも、少しずつ「真似をする楽しさ」を感じられるように。
時間はかかるものの、「やってみよう!」という意欲が。
🔹 鉛筆の使い方
筆圧が強くなり、最初は机にはみ出して書いていたのが、紙の上でしっかり書けるように!
小さなことですが、大きな成長です✨
2.宿題への取り組み
最初は、
・自分の好きなようにやりたい!
・ルールに従うのは嫌!
という気持ちが強く、1枚の宿題にものすごく時間がかかっていました💦
「毎週の宿題、大変だな…」と思っていたのですが、たった1カ月で大きな変化が。
✅ 「正解に丸をつける」「決められた場所にシールを貼る」など、ルールを理解して行動できるように。
✅ 宿題があっという間に終わるようになり、むしろ「もっとやりたい!」という様子も。
これは親として本当に驚きました😳✨
3.苦手なことへの向き合い方
最初は、嫌だと感じたことは顔を背けて、レッスンを聞くこともできない状態。
でも、1カ月後には
✅ 「嫌だけど、とりあえずやってみようかな…」と思えるように。
✅ 「やってみたら意外と楽しい!」と気づくことも増えた。
「気持ちの切り替え」が少しずつスムーズになり、苦手なことに対する向き合い方が変わってきました。
4.生活習慣・親子の関わりの変化
七田式教室では、子育ての困りごとを相談できるのも大きな魅力。
最初は、「嫌なことがあると自分の頭を叩く」「私にしがみつく」 という問題行動がありました。
先生からアドバイスを頂きましたが、ダウン症児にそれが本当に当てはまるのかどうか半信半疑でしたが、実践してみると…
✅ 頭を叩く前に「少し躊躇する」ようになった。
✅ 5回目のレッスンでは、1度も頭を叩かなかった。
小さな変化ですが、確実に落ち着きが出てきたと感じます。
5.「聞く姿勢」の変化
最初は、考えるより先に動くことが多く、「説明を聞いてから取り組む」が苦手でした。
でも、1カ月で…
✅ 「説明を聞いてからやる」ことに慣れてきた!
✅ 先生の話を聞く時間が増え、落ち着いて取り組めるように!
「言われたことを聞いてから行動する」スキルが少しずつ身についてきたように感じます😊
親としての反省と今後に向けて
七田式教室に通い始め、息子の成長に驚かされると同時に、親としての気づきもたくさんありました。
「ゆっくりでいい」と言い続けていたこと
私は無意識のうちに、先生に対して何度も 「ゆっくり成長するので、よろしくお願いします」「時間がかかります」 と伝えていました。
すると、先生から 「息子さんの前では言わない方が良いです。息子さんが『自分はゆっくりでいいんだ』と思ってしまいます」 とアドバイスされ、ハッとしました。
確かに、私は口癖のように「ゆっくり」と息子の前で言っていました。
もちろん、「焦らずに成長を見守りたい」という気持ちからでしたが、それが逆に 「ゆっくりでいいんだ」と息子の意識に刷り込まれてしまう可能性があると気づき、深く反省。
これからは、「ゆっくり」という言葉を使うのではなく、息子の頑張りや成長に目を向け、前向きな声掛けを意識したいと思います。
「まだ難しい」と決めつけていたこと
私は「これはまだ難しいだろうな」と勝手に決めつけてしまうことが沢山ありました。
でも、息子は私の予想を何度も超えてきました。
「これは時間がかかるだろう」と思った課題を、意外とすんなりクリアする姿を見たとき
「親が子どもの限界を決めてはいけない」
今後は、息子の可能性を信じ、挑戦する機会を増やしてあげたいと思います。


七田式の良いと感じたところ
まとめ・今後の期待
この1ヵ月で、時間がかかると思っていた課題を次々にクリアする息子の姿を見て、「七田式を始めて本当に良かった」と実感。
今までは得意なことを伸ばすことに重きを置いていましたが、関わり方次第で苦手が得意に変わる可能性があると気づけたことも大きな収穫でした。
息子自身も「ここに来るとできることが増える」と感じているのか、不思議なことに、普段は「3さいです」と答えるのに、七田式の先生にだけ「4さいです」と言っています(笑)。
背伸びしたくなるのでしょうか。良いことだと思っています。
今後も通い続けながら良いも悪いも、感じたことをシェアしていきます!

