こんにちは。
ダウン症児子育てをしているゆうママです。
先日息子の初めての幼稚園の運動会に参加。
今年2024年の4月から児童発達施設を卒業して幼稚園に通い始めました。
今回は初めて参加した運動会でのお話。
健常児の中に混ざることの不安や心配が一気に吹き飛んだ一日となりました。
【息子の慎重な特性】初めての場所と人込みが苦手
息子は初めての場所や初めての状況、そして人混みがとても苦手です。
緊張感が高まり、不安そうに怖がることがよくあります。
これは、息子の特性として慎重であることが関係しています。
息子は新しい環境に直面すると、まず周囲をじっくり観察します。
- 今、自分が何をすべきかを理解するまで動かない
- 状況を飲み込むのに時間がかかるため、無理に促すと逆効果。
運動会の会場に着いたときも、やはり息子は緊張でいっぱいでした。
先生に抱っこしてもらわないと不安で動けない状態に。
周りの雰囲気や大勢の人に圧倒され、怖さを感じていたようです。
【息子の大きな一歩】みんなの前でお名前を言えました!
運動会での競技が始まる前、クラス全員でお名前を言う自己紹介タイム。
正直、「いやだ」の一言で終わるだろうと予想。
ところが、先生に「おなまえは?」と聞かれ、マイクを向けられた息子が名前を言えました。
その瞬間、動画を撮っていた私も思わず「言えたー!」と声を出してしまいました。
名前を言うだけ、でも大きな一歩
初めての場所、大勢の人の前、緊張感の中で自分の名前を言うこと。
それは息子にとってはとてもハードルの高いことでした。
それでも勇気を出して声を出した息子の姿に、成長を感じずにはいられませんでした。
ただ名前を言うだけ。それだけでも、ダウン症を持つ息子にとっては大きな成長の証。
親として、この瞬間を見届けられたことが本当に嬉しかったです。
【感動の瞬間】ゴールテープを切った息子に涙が溢れました
競技が始まり、クラスのみんなが一斉にスタート!
その瞬間、息子はお友達とぶつかってしまい、座り込んでしまいました。
「あぁ、この状況ではもう走るのは難しいかもしれない…」
そう思いましたが、息子はすぐに立ち上がり、歩き出したのです。
みんなより遅れても、一歩ずつ進む姿に感動
気づけば、クラスのお友達は全員ゴール。
「歩きでもいいから、ゴールまで進んでほしい」
そう願いながら見つめる私の前で、息子は一歩ずつゴールに向かって進みました。
すると途中で急に走り出したのです!
応援の声が力に
「がんばれー!がんばれー!」
周りの保護者の方々も一緒になって応援してくださり、その声が息子の背中を押しました。
そしてゴール!!
初めての運動会、忘れられない瞬間
息子がゴールテープを切った瞬間、嬉しさと感動で涙が止まりませんでした。
初めての運動会、初めてのゴール。
息子が一生懸命ゴールを目指す姿は、親として一生忘れられない大切な思い出になりました。
【健常児に混ざることで知った、大切なこと】幼稚園に通わせて良かった理由
幼稚園に入る前、私は何度も悩みました。
「健常の子たちの中でうまくやっていけるのだろうか?」
「息子だけが浮いてしまうのではないか?」
そんな心配が頭から離れませんでした。
しかし、息子はそんな私の心配をよそに、幼稚園での生活をのびのびと楽しんでいます。
運動会で見た息子の姿に確信
今回の運動会で、息子が周りのお友達と自然に馴染んでいる姿を目にして、こう思いました。
「幼稚園に入れて本当に良かった」
先生が特別に指示を出しているわけでもないのに、いつも誰かが息子を助けてくれるのです。
周りの優しさが息子を支えている
- 息子の機嫌が悪いときは、年長さんが息子のお気に入りの歌を歌ってくれる。
- 座り込んで動けなくなったときは、別のお友達が声をかけてくれる。
- 大人の声かけには応じない息子も、同年代のお友達の声には不思議と反応して立ち上がる。
息子を自然にサポートしてくれる周りの子どもたちの姿に、何度も胸が熱くなりました。
心配は不要だったと気づいた日
幼稚園に入る前にしていた心配は、どれも不要なものでした。
息子の成長スピードは周りよりゆっくりかもしれません。
でも、一歩一歩確実に成長しているのを感じます。
健常の子たちと一緒に過ごすことで、息子も私たち親も多くの学びと気づきを得ています。
「心配せず、信じて見守ることの大切さ」を改めて実感した日でした。
子どもは親の思っている以上の姿を見せてくれますね。
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