こんにちは。ゆうママです。
本日も『脳育』頑張ります!
私の長男はダウン症を持っており、低緊張(筋肉の張りが弱く、運動技能の発達が遅い)。
そのため、運動発達が遅いことや、疲れやすかったりと運動に取り組むことが少し難しい場面も。
歩けるのに疲れてすぐに「抱っこ」をねだるようになってきたのが最近の親の悩みでもありました。
「水泳は全身をバランスよく鍛えられるうえ、低緊張の子どもにも効果的!」
と聞いてから、いつか息子にも水泳を体験させてみたいとずっと思っていました。
そんな中、住んでいる自治体で、ダウン症や発達障がいを持つお子さん向けの水泳教室を見つけ、ついに参加することに!
初めての水泳教室で息子がどんな反応をするか、親としては少しドキドキでしたが、帰り道には「また来ようね!」と言い、満面の笑顔。
お子さんが低緊張をお持ちの方にダウン症児と水泳の相性、実際に感じた効果、そして今回の体験談をお届けします!
ダウン症児が水泳をするメリット
水泳はダウン症の子どもにとって、多くの面で良い影響を与える運動と考えます。
上記は一般的に考えられているメリット。では実際はどうなのでしょうか?


ダウン症児 水泳体験談

実際に息子が挑戦してみたら、想像以上に成長を実感!♡
初めての水泳教室に感じた「不安」と「安心」
初めての水泳教室、親としては不安もたくさん。
特に息子は低緊張の特徴と初めての場所や、いつもと違うことが嫌い。
深いプールに入るのは初めてだったので
「ちゃんと楽しめるかな?」と心配ばかり。
水中での息子の成長ステップ
教室では一人ひとりに合わせた段階的な指導が行われ、息子も少しずつ水に慣れ、入り始めてからどんどん変化がみられました。
ここまで要した時間は1時間程度。
楽しい「水遊び」の延長だったことが良かったのでしょう。
顔を水につける練習で見た成長

息子にとって一番の壁は
「顔を水につけること」。
ここでも段階を追った練習が功を奏しました。
この日から息子はお風呂で、毎日水面に口を付けてブクブクする練習を頑張るように。


水泳の運動効果を実感!
息子は普段、疲れやすいため公園の散歩なども途中で「抱っこ」をせがむことが多いのですが、この日は違いました!
水中で全身を使う運動は確かに疲れるようで、最後の方はリラックスと疲労であくびを連発。
でも「嫌だ」とは一度も言わず、最後までやり遂げました。
運動後には教室内にある広いジャグジーで体を温める時間があり、息子も親もお風呂感覚で大満足!
参加した教室の特徴と良かった点
今回参加した水泳教室は、特別支援が充実していました。
- 仲間意識が育つお揃いの帽子
みんなで同じ帽子をかぶることで、息子も「自分はこのチームの一員なんだ」と感じられたようです。
社会性を身につけるきっかけにもなったかもしれません。 - 指導者が多く、安心できるサポート体制
一人ひとりにしっかり目が行き届く環境で、親としても安心して参加。
どんな時でも、とてもポジティヴな声掛けを親にも子どもにもして下さいました。


ダウン症児水泳 まとめ

水泳教室への参加は、親にとっても息子にとっても大きな一歩でした。
初めは不安でいっぱいでしたが、息子の笑顔と成長を目の当たりにし「挑戦して良かった」と心から思いました。
水泳スクールを「楽しい場所」と思えることが、上達への一番の近道だと実感。
今回の教室では、ダウン症児や発達障害のある子を対象としたクラスだったことで、参加前の余計な説明は不必要で安心して参加できました。
同じような特性を持つ先輩方の成長を見ることができたのも、大きな励みに。
また、指導者の方々が親や子どもの不安に慣れていて、常に安心感のある声かけをしてくださいました。
こうした環境があったからこそ、息子も楽しみながら水泳に取り組むことができたと思います。
息子が参加した福祉水泳は市の管轄であることから、参加費がほとんどかかりません。
それは良い点ですが、開催回数はとても少ないです。
定期的に何度も通いたい方は、近くにどのような水泳教室があるのか、色々体験してみることをお勧めします。
「ダウン症の子どもに水泳をやらせてみたい」と考えている方がいれば、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
お子さんと一緒に新しい成長を発見できるかもしれません。



