こんにちは。ゆうママです。
ダウン症5歳の息子に、こつこつ脳育中。
今回は何気に続けていたことが「脳育」や「口育」に効果があって驚いていますので、今回はそのことをまとめてみました!
4月から七田式教室で始まった、息子の「暗記・暗唱」への取り組み。
最初は短い漢詩などを覚え、1ヶ月ほど家で練習したあと、月末にマイクの前で発表して間違えずに言えたら合格!という流れ。
短い文章の絵本を暗記することにハマった時期のある息子。
もしかしたら楽しんでくれる?
あれは絵本が面白かったから⁈
とにかく何でも挑戦です。
「もう一回!」子どもが夢中になった意外な理由
とにかく始めてみたら、なんだか息子がとても楽しそう。
私が読んで息子に聞かせていたのですが、私の口元をじーっと見ながらニコニコ。
そして読み終わると「もう一回!」と。
何がそんなに面白いのだろう?
不思議に思いながらもう一度読むと、まさかの「もう一回読んでよ!」のアンコール。
子どもって、本当に何が好きになるか分かりません。 何度も読んでいるうちに、息子も私の口の動きに合わせて口をパクパクさせ始めました。
「この感じ、言葉を話し始めた(発語の)ときの息子と同じことしてる。覚えたいのかな?」
そう思っていた数週間後、自ら鏡の前に行き、暗唱を始めたのです!
これには本当にびっくり。「言えてる!」と信じられない気持ちでした。
覚えること自体が楽しくなったのかな?と思いきや、実は口の動きを見て楽しんでいる様子。
普段の息子は、口の周りの筋肉が少し弱いため、「い」の口のまま話す癖があり、「う」や「お」など口を尖らせる動きがあまりありません。
暗唱をしている時は、この普段やらない「う」「お」の口の動きを楽しみ、鏡で見て面白がっていたのです。 こんなことが楽しいなんて、親が思っている以上に子どもの心は奥深いなと痛感しました。
漢詩!?最初は戸惑ったけれど……
暗唱は、孟浩然(もうこうねん)の「春暁(しゅんぎょう)」や「春夜(しゅんや)」などからのスタート。
春暁(孟浩然)
春眠 暁を覚えず
処処 啼鳥を聞く
夜来 風雨の声
花落つること 知る多少ぞ
短い文章ではありますが、大人にとっても難しい言い回しで、5歳の息子にはハードルが高く感じられました。 (※息子は発達がゆっくりなので、七田式教室では3歳児クラスに通っています。世の中の3歳のお子様がこれを暗唱していると思うと驚きです!)
ひと月ごとに起こった「驚きの変化」と記憶力の伸び
1回目の暗唱が見事に合格できてから、息子は毎月次々と合格していきました。
最初は「こんな文章を覚えて何の意味があるのだろう?」と思っていましたが、続けていくうちにハッキリと変化が現れました。
まず、暗記スピードが格段に上がったこと。
最初は1ヶ月ほどかけて覚えていたのが、3ヶ月ほど経つと1〜2週間でほぼ丸暗記!
親の私よりも早く覚えるようになり、こちらが焦ってしまうほどでした。
脳科学的にも実証されている暗唱の効果
気になって調べてみたのですが、脳科学や医学の研究(東北大学の川島隆太教授の研究など)でも、「音読」や「暗唱」は脳の司令塔である『前頭前野』を強力に活性化させることが証明されているそうです。
耳で聞いた言葉を脳内に一時的に保持し、口の動きに変換して声に出すというプロセスは、脳の記憶の容量(ワーキングメモリ)や処理能力をグンと高めてくれます。幼少期に声を出して文章を覚える体験は、脳の記憶の引き出しを広げる最高のトレーニングになっていたのだと納得。
暗唱を始めて感じた「3つの効果」
暗唱を始めてから、記憶力以外にも嬉しい変化がたくさんありました。
1. よだれがピタッとストップ
口の動きの練習(お口の筋トレ)になったおかげで、あっという間に困っていたよだれが出なくなりました!
実は小児歯科などの専門サイトでもよく解説されていますが、幼児期のよだれや口が開きっぱなしになる原因のひとつは、「口唇閉鎖力(口を閉じる力)」や口周りの筋肉(口輪筋)の発達途上にあるそうです。 暗唱で「う」「お」と口をはっきり動かしたことが、歯科等で推奨されるお口のトレーニング(あいうべ体操など)と同じ役割を果たし、口を閉じる力とよだれの改善につながったのだとわかりました。
2. 先生の指示をその場で覚えられるように
耳で聞いて記憶するワーキングメモリが鍛えられたおかげか、先生の指示を理解して行動できることが増えてきました。
3. 人の名前や顔を覚えるのが圧倒的に早く
暗唱を始めて半年ほど経ったころ、幼稚園の先生からこんな嬉しい言葉をいただきました。
「お母さんが以前『七田式に通うようになってから記憶力が上がった』とおっしゃっていましたが、一度しか会ったことのない産休中の先生方のお子さんの名前を全員覚えていて!お母さんのおっしゃっていたことを目の当たりにして本当に驚きました」
大切なのは「完璧さ」よりも「楽しむこと」
現在は、7つ目の暗唱に挑戦中です。 今までよりも長い文章になるので時間はかかるかもしれませんし、合格は難しいかもしれません。
でも、完璧に覚えることや合格することが目的ではありません。
一番大切なのは、「本人が楽しいこと」「夢中になれること」。
暗記力がつくことは、そのついでに付いてきた“棚から牡丹餅”のようなものだと思っています。
お子さんの暗記力や言葉の力を伸ばしたいとお考えの方は、ぜひ短い文章やお子さんの大好きな絵本から「親子で楽しむ暗唱」を始めてみてください。
ただ、「暗記して言ってみて」と言っても子どもは中々💦
マイクの前で発表する体験も、子どもにとってすごく楽しくて良い経験になります!
冒頭でもお伝えしましたが息子はダウン症を持って生まれてきました。
ダウン症があるということは、知的障害があります。
その事実は変えられないし、治せません。
しかしながら、様々な取り組みをする中で多少の底上げが出来たり、本人が「理解できる」ことが増えることが、生きやすさに繋がっていると考えます。
何でも試し、お子さんの気が向かなければ次。
気が向けばラッキー位で、色々試してみることをお勧めします。







