こんにち。ゆうママです。
本日もコツコツ『脳育』頑張ります!
最近、子どもの「褒め方」を変えてみました。
以前、モンテッソーリ教育について調べていた際に「結果ではなく過程や努力を褒めることが大切」と知り、なるほどと思いつつも、実践までは至っていませんでした。
ところが、ここ最近、同じ考え方をさまざまな場面で耳にするようになり、
「これは試してみる価値があるかも!」と思い、我が家でも取り入れてみることに。
すると子どもだけではなく、親の私にも大きな変化が!
今日は「褒め方」に関してのお話です。


「過程や努力を褒める」とは?
子どもが何かを成し遂げたとき、親ならもちろん
• 「すごい!」
• 「上手にできたね!」
と褒めたくなりますよね。
我が家も、毎回大袈裟なくらい褒めまくっていました。
もちろん、褒められた子どもはとても嬉しそう。自己肯定感を上げたいと思っていたので、毎回精一杯褒めていました。
では、「過程や結果を褒める」とどうなるのでしょう?
• 「集中して取り組めたね!」
• 「最後まであきらめなかったね!」
と、成果ではなく、その過程や努力に目を向けた声かけになります。
「過程を褒める」を取り入れようと思ったきっかけ
最近、息子がいろいろなことに挑戦するようになってきたのですが、初めて見るものや難しそうなことには、パッと見て「無理そう」と判断し、目を背けることがありました。
「とりあえず挑戦だけでもしてみたらいいのに。背けたら何も始まらない」
そんな風に思っていた時に
「結果だけを褒めると、子どもは失敗を恐れるようになる」という話を聞き「なるほど!」と、とても腑に落ちました。
たしかに、「うまくできたときだけ褒めてもらえる」と思ってしまったら、失敗するかもしれないことには挑戦しなくなってしまうかもしれません。
なぜ「過程を褒める」と良いのか調べてみた!

そこで、改めていろいろ調べてみたところ、ハーバード大学の研究をはじめ、多くの調査で「結果よりも過程や努力を褒めることが、子どもの成長や学力向上に効果的」とされていることを知りました。
実際に実践してみました!
声かけを、次のように変えてみました。
✖「すごいね!」→〇「最後まであきらめずに頑張ったね!」
✖「賢いね」→〇「どうやって考えたの?」
そして、息子が「難しそう…」と目を背けたときには、
「分からなくても、できなくても大丈夫。まずは『何かな?』って見るだけですごいよ!」
と伝え、「結果」ではなく「プロセスを楽しむこと」が大切だと意識させるようにしました。


声掛けを変えたら変化が見えてきた!
声かけを意識して変え始めると、息子に小さな変化が見え始め、さらに私自身には大きな変化がありました。
まずは小さなことから
急に声かけを変えようと思っても、なかなか言葉が出てきません。
でも、結果よりも過程に目を向けるようにしてみると、今まで気づいていなかった「頑張っている姿」にたくさん気づくようになったのです。
・「先生の方を見れたね」
・「笑顔で楽しそうだったね」
・「最後までお話聞けたね」
成功しなくても、正解しなくても、こんなふうに声をかけることで、どんな結果でも自然と褒め言葉が口からあふれてくるように。
・「途中で立ち上がらなかった」
・「いやだって言わなかった」
・「やってみようって挑戦できた」
私はここに目を向けるべきだったんだと気付きました。
まだ取り入れ始めて間もないですが、最近、息子は苦手だったり「難しそう」と感じていたことでも、すぐに目を背けずに話を聞くようになってきました!
ゴールや正解よりも「過程」に目を向けることで、「とにかくやってみよう!」という気持ちが少しずつ育ってきたように感じます。
親の私にも生まれた変化
「過程と努力を褒める」を意識し始めてから、私自身も少しずつ楽しくなってきました。
ポジティブな声かけをするために、日常の中で「ポジティブ探し」をするのが楽しくなったのです。
そして、この頃から「子どもに成功してほしい」「正解してほしい」と、結果ばかり求めていた自分に気づき、反省しました。
もちろん、今までも失敗したからといって責めたりはしていませんでした。
でも、「座って話を聞けたな」「嫌だって言わなくて良かった」と心の中で思うだけで、積極的に言葉にすることはしていなかったのです。
これからは、小さな努力や成長を、もっと言葉にして伝えていきたいと感じました。


最後に
私自身も声掛けを変え始めたばかりで、これがどれくらい子どもの成長に影響を与えるかはまだ分かりません。
でも、少なくとも「挑戦しようとする姿勢」が変わってきたのを感じます。
もし、お子さんが新しいことに挑戦するのを怖がっているようなら、ぜひ「過程や努力を褒める」声かけを試してみてください!
こんな声かけが良かった!というエピソードがあれば、ぜひ教えてくださいね!



